8月7日(日)

 今日は日曜日、8時過ぎに起き出す。9時30分過ぎに散歩がてら家を出て、ナンシーの部屋に行く。ナンシーはハバナから8月4日に帰ったとのこと。預かった御土産を渡す。日系1世の島津さんがなくなった話を聞き、その時の写真を見せてもらう。
お茶をご馳走になって失礼する。囲碁を打っていないか探したが、いない。ビールを買って帰る。昼食にビールを飲み、昼寝後、本を読んで過ごす。

ナンシーへの贈り物の写真
ナンシーへの贈り物の写真

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8月6日(土)

 午前5時30分のバスでシロレドンドのアルベルトの家に行く。アルベルトのお母さんのベルタに会うが、足の不自由さが深刻になっていた。
アルベルトの田んぼはまだ、トラクターが来ないため、種まきが始まっていなかった。
 草の無償支援事業の機械は届いており、非常に良いと言っていた。
 昼食はキューバならでは食材を食べ、非常に美味しかった。
 3時過ぎにヨシコの家へ行き。支援物資のTシャツ等を配布した。
 6時30分過ぎのバスに乗って帰ったが、牛乳、バナナ、パンの実、グヤバ、アボガド等を持って帰る。

アルベルトの家で播くための種籾
アルベルトの家で播くための種籾

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8月5日(金)

 11時過ぎに稲作プロジェクトの大学の責任者のヘススとノボルが家へ来た。
機械の導入の話だが、デマハグアを除いて3地区で対象者が決まり、機械を配った。一部部品が足りないこともあり、追加で受け取ることで交渉しているとのこと。
 田植えの試験はメヤで行う予定だが、メヤの組織で同意が取れていないので始めていない。10日にメヤに行って、確認したい。
 ヘススの交通手段として、電動バイクを支援するとして、2月に上河ヨシコ氏がキューバに帰るとき、お金を預けたが、未だ、対応してないとのこと。今回、日系人会で購入し、貸し与えることで同意した。

ヘススとノボル、稲作プロジェクトについて
ヘススとノボル、稲作プロジェクトについて

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8月4日(木)

 午前、前に泊まっていたICAPの事務所を訪ねる。代表のマレリン等と挨拶を交わし、何人かと会話を交わした。しかし、ヘススの息子は転職していた。たまたま、ICAPの事務所に来ていて話をしたが、新しい職場は3,000PESO(120ドル)と前より10倍以上の高給とのこと。今後、こういう賃金の格差が広がっていくと思われる。
 昼食はピザとスパゲッテーだったが、一人当たり2ドルと高いが、結構家族づれできていた。

フィデルカストロが8月10日で90歳を迎えるための展示物
フィデルカストロが8月10日で90歳を迎えるための展示物

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2016年7月のキューバ・青年の島、稲作支援訪問について(その1)

 連絡が遅くなって、すみません。元気でお過ごしでしょうか。こちらも暑さにようやく慣れてきました。青年の島に来て、既に2週間あまりたってしまいました。

 最初に残念なお知らせをしなければなりません。8月2日にエドワルドの母・ウッディーナさんが亡くなりました。謹んで冥福を祈ります。

 今回の訪問は、滞在してみて、準備不足を否めません。加えて、夏の暑さと夏休み中で十分に対応が取れていません。今後、挽回したいと思います。
 最初に滞在地ですが、この間、2014年、2015年は労働ビザを発給してもらい、個人の家とICAPの公共施設の宿泊所で滞在しましたが、今回は家族ビザを利用し、シロデドンドのエドワルド・ヨシコ夫妻さんの家に滞在し、活動する予定でした。
 前述のようにエドワルドの母・ウッディーナさんが心筋梗塞から肺炎を併発し、病院に入院中のため、その対応で私の滞在に対応ができないとのこと、他に場所に滞在することになりました。
 青年の島には、7月19日に到着しましたが、7月21日から8月1日まではフカロの原田さん宅に滞在しました。蚊等が心配されましたが、意外と少なく安心しました。しかし、非常に暑く、原田さんの家族も「毎日、暑い」と愚痴っていました。
 原田さん宅では、午前中、畑の草取りを行い、午後からは休憩する生活を続けましたが、前半は時差ぼけと暑さで眠気ばかり感じていました。後半は体も慣れてきたことから少し長く作業をすることができました。しかし、午後の気温は35℃を越え、日本人には作業する環境とはなっていません。
 食事は野菜中心の食事でナス、タケノコ、インゲン、葉物野菜、ユカ、サツマイモ、ラッキョウと日本に居るより食べたかもしれません。

 ヘロナから離れているため、メール送信等はできませんでした。

【フカロで得た特徴的な出来事、感じたこと】
1 トラクターが非常に動いていたこと。
 ミナトさんによると軽油が共同農場を経由して豊富に支給されているとのこと。軽油は市価で1リットル1CUC(25ペソ)するが、支給物は1リットル2ペソ、闇でも5~6ペソで販売されているとのこと。ミナトさん宅でもスイカ栽培に80リットル支給されているとのこと。

2 タケノコを取りに行った
 キューバのタケノコは雨季が来ると生え出すとのこと、7月25日に採りに行ったが、竹に接して生えていることが日本のタケノコと違い。

3 誕生会の違い
 今まで誕生会には何回か参加しているが、カルドーサ(肉と芋の煮物、キューバではご馳走)とロン(ラム酒)と踊りが付き物だと思ったが、原田さん宅の誕生会はお菓子とカルドーサだけのおとなしいものである。原田さん宅では酒をあまり飲まないとのこと。キューバでも色々と思いました。

【稲作プロジェクト関係で得た情報】
1 日本大使館による草の根無償支援事業による機械は5月中旬に青年の島に到着し、その後、各地に配られたとのこと
 フカロではドナ(徳永さんの婿)が責任者で対応しているとのこと、原田さんの家にも田植え機、刈取機、脱穀機、給水ポンプが置かれていた。
 しかし、育苗箱が無く、田植えが行われている気配は無い。また、ポンプには水を採るホースが無い状態である。ヘススも1回しかフカロに来ておらず、対応が不十分と思われる。
 メヤで最初に試験を行っているとのこと、後で見に行くこととする。

2 交通手段として電動バイクを寄付するとして、ヨシコさんにお金を預けたが、買っていないとのこと。政府では変えないとか、色々と言っているようだ。
 バスでは頻繁に現地に行けることが出来ないと思うのでぜひ活用してほしい。もしだめであれば別の方法を考えなければならない。

【日本人の家】
 ノボルさんによるとようやく敷地の許可がでたようだ。今後どのように進むかわからない。

【今後の予定】
8月3日 午後シロデドンドへ荷物の回収に
8月5日 ヘススと面談
8月6日 シロデドンド、アルベルトの田んぼを見に行く
日時未定 メヤに視察
8月14日 日本人会のお盆

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8月3日(水)

 午前中荷物整理と文書整理、午後シロレドンドのヨシコの家へ行く。
葬儀の次の日なので2人とも横になっていた。こちらへ少しずつ荷物を運ぶとして、ザックで運搬することにする。後2回は必要か。
4時過ぎにグヤバ等の果物を貰い、6時45分のバスで帰る。バス停で前回会った子ども達に色紙を渡す。

ヨシコの家の隣の子ども、前回竹とんぼを渡し、一緒に遊びました
ヨシコの家の隣の子ども、前回竹とんぼを渡し、一緒に遊びました

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8月2日(火)

 朝、ウッディーナが亡くなったとの連絡あり。エステバンと一緒に病院へ、その後、葬儀場へ行くが、4時30分までひたすら待つ。
4時30分に霊柩車が出発、その後、墓地で埋葬。宗教が無いため、黙祷して終わり。

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8月1日(月)

 今日でフカロに終わり、午前7時30分から草取り、萱を刈り取り、出来るだけのことはした。午後、昼寝後、エステバンを待つ、夕食後、6時過ぎにノボルと迎えが来る。ヘロナ着後、病院へエドワルドに会いに行く。

原田さんの自給野菜の畑、草取りしました
原田さんの自給野菜の畑、草取りしました

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