ICAPの職員と接する最後の日。荷物整理をし、残った品物を渡す。
貰った土産も多く、結構な重さになる。ガラス製品が心配だ。
夕方にウリシート(ヨシコの甥・医大生)にエドワルドへの荷物を預け、時計を渡す。
夜、ナンシーの家へ島津さんのいる老人ホームへのタオルを手渡す。島津さんは108歳、唯一の日系1世である。
朝、ICAPから55年記念の表彰を受け、昼食に招待される。なお、この日、所長のマレリンはニカラグアへの出張とのこと、プレゼントを渡す。
午前、大学のヘススと話す。支援対象地域と行く手段として、オートバイか電気自動車を使ってはどうかと提案し、了解を得る。日本で確認した3,000EUを上限にムンドバットと連絡を取るそうだ。なお、余ったカメラを渡す。
買い物時にベリンダの母親に会い、27日の午後に訪問することにする。
夕方、クラウディアがお土産を持ってたずねてきてくれた。大学はハバナで英語を勉強するそうだ。
5時15分にICAP出発、飛行機は概ね予定通り到着、クバポン訪問団は無事、ハバナに着いたでしょう。
寒気が入ったことから長袖、上着を着て、出勤。日本人にはちょうど良い気温だが、キューバ人はfrio(寒い)と話している。日本の朝の気温が5℃と言うとびっくりしている。
ICAPへ宿代の代わりにTシャツ、ボールペン、石鹸を渡す。話の中で給料は15CUC、2日で1CUCとの話をする。政府機関は企業と違い、賃金が上昇していない。みんなに配布され、喜ばれた。
ICAPでは朝から、ICAPの本部役員とロンを飲みながらドミノを楽しんでいた。
10時からの日本文化週間の武道の演武会を見に行く。空手、柔道、合気道で子ども達も多く参加している。その後、囲碁をしていたので一緒に楽しむ。
昼食後、22日の評価会の説明原稿を作る。
午後8時過ぎに日本文化集会の会場へ行き、その後、夕食会に参加した。
シロレドンドへビール等を運び、その後草取りをする。少しずつは綺麗になっているがまだまだ草が残っている。
エドワルドの母豚が19日に出産、11匹産む。
1時30分のバスでヘロナへ帰る。
3時過ぎにICAPの55周年記念レセプションの食事かに招かれ、ご馳走になる。日本酒を提供。
4時過ぎに日本大使館主催の日本文化週間の開会式会場へ行き、大使館の伊藤さんと会う。
伊藤さんによると飛行機が遅れたことと受け入れ側の対応が悪く、人集めに苦労していた。プラカードを持っての宣伝を手伝う。
8時過ぎにICAPの記念集会、その後、日本文化集会の開会式へ参加した。疲れる。就寝12時すぎ。
メヤに行くため、待っていると今日はベニーテスの都合が悪いため、行けなかった。
時間ができたため、ICAPのペンキ塗りを手伝う。キューバの家は基本的にはコンクリートでできており、ペンキで保護している。翌日の行事のため、10時まで働いた。
その間、大使館に電話し、鳥取大学の関口君が留学で学びたい「都市農業について」の手がかりを求め、大使館で畑を管理している日系人の大江さんを紹介してもらい、電話番号を教えて貰った。また、22日のビールを買い出しに行く時、クラウディアに会う。
10時過ぎにフカロへ向かう。車代、20CUC、やはり高い。原田さんの家へ湊さん、徳永さんも加わり話し合いをした。機械導入の経過を話したが、実際米作りをしている原田さんの弟から6月に播いた稲は乾燥で枯れ、7月末に再度播種した。草が多くて大変とのこと。後で田んぼを見に行ったが、確かに草が多く、大きくなっていた。対応は田んぼの均平、適期に除草剤散布、田植え対応を挙げたが、シロレドンド地区やメヤ地区に見に行ったほうが良いとアドバイスした。私が島にいる間に一緒にいければよいのだが。後は11月22日の会議への出席を求め、ガソリン代10CUCを渡す。
午後1時過ぎにICAPに到着。ICAPの職員は日曜日にも拘らず、ペンキ塗りに励んでいた。
ノボルの家へ行く途中でバケツをひっくり返すような雨、未だ乾季にならないようだ。つまり、いつまでも気温が高い証拠だ。
村上さんからのメールを受け取る。村上さん、選挙ご苦労様。
昼食後、タバコと歯磨き粉、コーラを買う。後はライターがほしい(売っていない)。
3時過ぎにICAPでは労働組合の集会、その後誕生会でケーキが食され、相伴に預かる。日本では職場の人間関係が希薄だが,このような取り組みも大切に思われる。
6/26(金)
朝、ノボルの家へ行く途中にベリンダの家族から松矢さんへの荷物を預かる。律儀なものである。
午前中、日本へのお土産を買うため、店屋を廻る。コーヒーは6個、DVDを5枚買う。
午後3時にICAPへの宿代として、デジカメを渡す。次回の11月についても了解をとる。
午後4時にデニテスさんが島の稲作のプロジェクトの説明をしてくれるとして待っていたが来ない。待つのが仕事だと思っているが、こう振られるとむなしい。
ノボルの家族とイタリアンレストランへ、高級店で一人5cuc掛かる。たまには良いが、その金で子ども達のために使ったほうが良いと思う。
非常に暑く、寝苦しい夜だった。
CUBAPON El proyecto de arroz en la “Isla de la Juventud”