「Julio Antonio Mella」タグアーカイブ

2015年 11/22(日)

 5時過ぎにクバポン訪問団を迎えに行く。
 概ね時間とおりに到着、ホッとする。メジャの圃場視察、モデロ監獄跡、アルベルトの家での昼食及び圃場視察、その後、3時からクバポン稲作支援の評価会、関係者の参加が少なく、残念。
 文化交流、夕食会で日程終了。
 この時、フカロの人がアルベルトの田んぼを27日に視察することを決めた。

メジャでの田んぼの前で
メジャでの田んぼの前で
クバポン訪問団歓迎文化交流終了後の記念撮影
クバポン訪問団歓迎文化交流終了後の記念撮影
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2015年 11/19(木)

 8時30分過ぎからベニーテスを待っていたが、迎えに来たものの、別に用事ができたとのこと。コンビナートへ行き、会社の説明で終わった。会社名はウイダ・エンペサリアル・デ・グラノス、米、豆、トウモロコシ等の穀類専門に分社化して2ヶ月とのこと。社員は25人いる。2020年には青年の島で2020年には2226haまで拡大したいとのこと。現在は350haで1050t、2016年には650ha、2000tに増やしたいとのこと。
 そのための圃場整備を進め、メヤでは750haまで増やす計画だし、シロレドンドの他にバケリード、サドナ・グラナダ地区で進めたいそうである。
 収穫機は現在、4台あり、より大型な機械をブラジルから2台取り寄せる予定とのこと。ベトナムの支援協力があるようだ。
 今日中にメヤに行くため、急きょ車を手配し11時に出発。
 メヤでは新しい代表のハビエルさんが対応。支援物資を手渡した後、プロジェクトと11月22日の説明をし、了解を得る。今年は349ha栽培し、概ね3t/ha獲れるとのこと。昨年の倍の量とのこと。水不足が解消した結果である。最高は550kg/10aと非常に良い結果となっている。
 去年秋から作付けしているセレクション1は非常によいとのこと。
 ICAPの55周年の集会をしており、お菓子をご馳走になった。
 夕方にノボルの家へ行く。

ベニーテさんの会社で圃場地図の説明
ベニーテさんの会社で圃場地図の説明
メヤで支援物資を渡す、右端がハビエル代表
メヤで支援物資を渡す、右端がハビエル代表
メヤで圃場の説明を受ける
メヤで圃場の説明を受ける
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2015年 6/22(月)

6/22(月)
 胃の調子が悪く、朝食は水物だけとした。
 メヤに行くため、8時30分に車が来るのでノボルとICAPで待っていたが、車がまた故障し、代車が10時近くに到着した。途中、ヘススを拾う予定だったが、見つけられなかった。後で聞いたら林の中にいて気づかなかったとのこと。
 10時30分に到着、田植えをする予定のひとに案内してもらう。2人いたが、両人ともロスパラシオスに視察に行った者である。品種はセレクション1とLP5とのこと。作付けする場所の準備がまだ済んでいない。何れも10m×10m程度の小面積で実施するそうである。研修の成果が出ているように思われてうれしかった。
 なお、新しいコンバインを買った模様だが、詳細は分からない。
 午後調子が悪く、寝て過ごした。夕方、ノボルの家へ野菜スープを食べに行く。

メヤ地区の田植えをする予定の田んぼ
メヤ地区の田植えをする予定の田んぼ
同じく、メヤ地区の田植えをする予定の田んぼ
同じく、メヤ地区の田植えをする予定の田んぼ
セレクション1の圃場
セレクション1の圃場
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2015年 6/16(火)

6/16(火)
 今日、メヤ地区へノボルともに行く。島の農業会社の車でベニテス氏も同伴した。彼は稲、豆のスペシャリストで各地の指導をしている。
 メヤに着いたが、リーダーがこの日は都合が悪く、詳細は聞けなかった。全体の作付けは183haだが、品種を変えた。今年からハバナの研究所で育成された新品種のセレクション1の種を獲るため、13ha、IYACUBAを106ha作付けしている。残りは従来のLP5と7であるとのこと。
事務所には長靴と防除機が置いてあり、前年には考えられないぐらい農業資材があるように感じた。
また、今年は前年より雨が降りそうとのことで豊作が期待できる。ただし、田んぼが平らでないため、低いところでは芽が出ず、追い播きをしていた。
 また、ベニテス氏の案内で水路を整備している現場を案内してもらった。前年導入したパワーショベルとブルドーザーで水路と道を整備しており、貯水池と川からの水を流す整備が終わったら500haまで作付けが可能とのこと。
 ベニテス氏の話ではここ以外に大規模な整備を行い、稲作を中心に数百ヘクタール規模で作付けを拡大する計画があるとのこと。来週に事務所で話を聞くことになっている。
 帰り道、大学によりヘススに会い、機械の導入状況を聞いてみた。ムンドバットから最終回答が来て、育苗関係一式、田植え機と耕運機、ポンプ、脱穀機一式、防除機一式、コンピュータとプリンター各一台の機材代と運賃、手数料を合わせて79500ユーロとなり、支援金の83000ユーロ内に収まるとのこと。ただし、何時機械が導入されるか不明である。ノボル等は今年中に入ってくると言っている。また、ヘススとともに来週の月曜日に再度メヤに行くことを決めた。ヘススは卒業論文のチェックで忙しい毎日を送っている。
 大学からヘロナまで歩いて帰る。炎天下、日焼けをし、疲れる。

メヤの田んぼ、生育が良いが一部雑草が生えている
メヤの田んぼ、生育が良いが一部雑草が生えている
メヤで水路と道をつくっている現場
メヤで水路と道をつくっている現場
大学でヘススと機械の導入状況を確認
大学でヘススと機械の導入状況を確認
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2015年 6/12(金)

6/12(金)
 朝食時にタマラ(ノボルの妻、英語個人レッスンをしている)にどんな人が習いに来ているか聞いたが、多くは外国、特にUSAに行きたい人が多いそうだ。英語が話せないとこちらで技術を持っていても掃除とかの仕事にしかつけないようだ。
 午前9時からメヤ地区に行くつもりが、車の故障で行けなかった。翌週の火曜日となった。故障はよくあることだが、このことが生産活動へ大きく影響している。
 午後買い物に行く。ようやく、ライターを手に入れた。この島ではある時に買っておかないと何時手に入るか分からない不安がある。後はコーヒーとミネラルウオーターのでっかいサイズがあればよいのだが。

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2015年 6/9(火)

6/9(火)
 9時に車に乗り、大学へノボルと一緒へ向かう。
 大学ではヘススはじめ、5人が対応してくれた。
 ビザのことで御礼をした後、草の根無償支援協力事業の進捗状況を確認した。
 入札内容を検討し、コルバスカ(コロンビア)に決めて、発注をしたが、現在、価格面・輸送手段をめぐり、仲介役のムンドバットとの交渉中であるとのこと。具体的な進展状況は確認できないが、8月か、9月まで掛かるかもしれないとのこと。事前の連絡では6月の末に機械が導入されるかもしれないとの情報が入ったことから非常に残念だ。最終的に発注した機械について、後で確認するが、コンピュータとプリンターはこの中に入っているが、オートバイは予算の関係で入っていないとのこと。3000から4000ドルとのこと、どうするか帰って検討すると返事をする。なぜかというとこの状況が各農家に連絡がされておらず、キューバでは交通手段も大切であると思われるからである。また、部品について確認したが、重要な部品はこの中に含まれているとのことだ。
 また、ロスパラシオスの指導者は機械が導入され次第、来て指導してくれることになった。
 最後にメヤへは6月12日(金)に伺うことになった。LP5は止めてもっと多収性のある品種、ペェラというそうだ。なお、デマハグアもそうだったメヤも水不足だそうだ。
 今は大学の卒業準備で忙しいとのこと、詳細は後で聞くことにする。ヘススからパイナップルとマンゴを貰う、感謝。
 ICAPで音楽が聞こえると思ったら、誕生会をやっていた。少し飲み、踊っていた。呼ばれて日本酒を振舞った。その時も雨が降った。
夕方、ナンシーに招待されて夕食をご馳走になる。鳥のから揚げと黒豆のポタージュはうまかった。なお、新潟の女流書家の書が題字の日本酒をナンシーに渡す。大変喜んでくれた。ナンシーは紙を染める「もんかけ」をしつこく見せられる。13日(土)にフカロに行くことにした。
ICAPに帰ると男が2人来たとのこと。後で分かったが、ノボルとエステバンだった。ノボルには夕食のことを話していたが、忘れていたようだった。

島の大学でヘスス他、大学職員とともに
島の大学でヘスス他、大学職員とともに
ナンシ-の家で、松矢さんの贈った扇子、新潟の酒、そしてもんかけ
ナンシ-の家で、松矢さんの贈った扇子、新潟の酒、そしてもんかけ
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8/10(日)

 午前中、タクシーでヘスス、ノボルとともにメヤ地区の生産組織へ行く。
 5月に種を播いた圃場へ行くが、短靴で入れるほどに乾燥していた。
 ヘロナの街中は毎日に雨だが、ここは降らないようだ。
 また、用水路を整備するため、プレサ(ため池)の水位を落としたため、その後の雨不足で水が供給できないようだ。
 7月に78ha収穫したが、平均1.8t/haしか収穫できず、不作となった。
 結局、稲を育てるには水が無ければならず、次に機械の整備を必要とする。
 大阪の村田さんの支援物資を喜んでいた。
 また、ヘススから草の根無償支援協力について、聞いたが、省内間で調整しているのではないかとのこと、ヘススも今年中に許可が下りることを望んでいた。
 また、ロスパラシオス研究所への視察は9月第1,2週を予定しているとのこと。なんとか、目的のひとつを実現したい。髪を切った。

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5/12(月)

 訪問団2日目、メヤ地区の田んぼを視察、春の播種は100haと説明を受ける。また、秋の収穫は平均単収が220kg/10aと低いのは始めて作付けした人が100kg/10aと低かったためであった。指導が必要である。Tシャツを送り、喜ばれる。その後、春に播種したばかりの田んぼと冬に播種した田んぼを見る。
 11時にメヤの小学校へ。4人の子どもたちの歓迎ダンスで見て、その後、授業風景を見た。何回も訪れているので渡した写真等もまとめられて展示されていた。
 ヘロナで昼食後、ホセ・マルティの家を見学、ヘロナの街中を散策した。
 午後5時から稲作プロジェクト関係の会議、メヤ地区以外の3地区の人たちと大学の関係者等が集まり、取り組みの経過報告、稲刈鎌等の贈呈式を行った。
 6時から文化交流。はじめにキューバの日系人会から浴衣でのダンスや踊り、歌。練習されていて上手だった。訪問団から風呂敷の使い方、浴衣の着付け、習字、独楽・羽子板・竹とんぼが披露された。どれも日系人から関心を持たれたが、習字や竹とんぼに関心があるのにはびっくりした。
 8時に夕食。訪問団他、フカロ地区の人たちを招待。カヨラルゴ島でも活躍しているバンド演奏もあり、大変盛り上がった。

メヤの稲作農家と懇談と
メヤの稲作農家と懇談と
メヤの小学校の歓迎のダンス
メヤの小学校の歓迎のダンス
メヤの小学校の授業風景1
メヤの小学校の授業風景1
メヤの小学校の授業風景2
メヤの小学校の授業風景2
浴衣の日系人の子弟
浴衣の日系人の子弟
これが電動自転車
これが電動自転車
稲作プロジェクトの懇談会
稲作プロジェクトの懇談会
文化交流、習字にトライ
文化交流、習字にトライ
夕食会、バンド演奏で踊りが始まる
夕食会、バンド演奏で踊りが始まる
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4/29(火)

 午前、アルベルト、ノボル、ヘススとともにメヤ地区へ行った。
 代表者と会い、栽培状況を聞いた。5人分、62ha分、LP7を2月に播種したとのこと。まだ、出穂が出ていない。今後の播種計画は、用水が有る所は順次、用水が無い所は雨季に入ったらとのこと。できたら300haまで増やしたいとのこと。
稲作の障害を聞いたところ、面積が多いので雑草、病気、害虫も一部に発生しているが、大きな問題は無いとのこと。
 4月26日の会議で「フカロで田植えをする」との話をしたら、メヤでも実施したいとのことだが、2.5haは多すぎると説明し、田植えをするのであれば、小面積で実施することで了解された。
クバポンの訪問団の受け入れを承諾。集会場所も確保したとのこと。
その後、メヤの小学校を訪問し、クバポンの訪問団の受け入れをお願いしたところ、了解。子どもたちの出し物を見せてくれるとのこと。後は専門的に聴きたいことがあれば連絡することになった。
大学へ向かう途中でヘススの田んぼを見る。場所は住んでいた家の脇。海藻施用の試験場所も見せてもらった。また、ブラックベリーやコーヒー、ココアの木も見せてもらった。マンゴーの実りは少なく、遅い。島中が同様で訪問団が来る時点では食べてもらえないだろう。ヘススの新しい家はここより4km程山の中。車ではいけない場所にある。水の確保がすべてのような気がする。
大学で松矢さんにメールを送信。

〈注〉4/29から5/6までの日記が届いていないため写真のみの掲載です。

5/21追記…抜けていた4/29〜5/6までの日記データが届きましたので掲載いたします。(管理者より)

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